「わかる」どの漢字を使えばいいか「わかる」??
「わかる」をパソコンで変換すると「分かる」「解る」「判る」と3つ出てきます。
あなたは、この3つのどれを使えばいいか迷ったことはありませんか?
今後迷わなくても済むように、どの漢字を使えばいいかお教えいたします。
国語辞典で調べてみると
「わかる」を国語辞典で調べてみると、次のように記載があります。
わかる【分かる・解る・判る】
①物事の意味・価値などが理解できる。 「意味が-・る」 「音楽が-・らない人」
②はっきりしなかった物事が明らかになる。知れる。 「真犯人が-・る」 「答えが-・る」
③相手の事情などに理解・同情を示す。 「 - ・った,なんとかしよう」 「話の-・った人」
④離れる。分かれる。 「八宗九宗に-・りてより/浮世草子・禁短気」
大辞林 第三版
みなさん「わかり」ましたか?
実は
つまり国語辞典だけみるとどの漢字を使ってもいいということになります。
ほんとにどの漢字でもいいの?
とはいいつつも、本当に「分かる」「解る」「判る」どれを使ってもいいのでしょうか?
実は
常用漢字とは政府の告示を見ると次のように位置づけられています。
一般の社会生活において現代の国語を書き表すための漢字使用の目安
上記の通り、常用漢字はあくまでも「目安」です。
つまり、常用漢字外の漢字を使っても間違いではないのです。
結局のところどれを使うべき?
「分かる」「解る」「判る」どれを使っても間違いではない。
だからとって、一般的に馴染みがないと位置づけられる常用外の漢字を使うのはいかがなものでしょう。
言葉は相手に伝わってこそ意味があるのです。
ですから一般的に伝わるという位置づけの
おわりに
「わかる」以外の言葉についても同じことがいえます。
どれが常用漢字かを把握するのは難しいとは思いますが、国語辞典を調べてどの漢字も同じ意味の場合には、常用漢字を率先して利用するようにしましょう。
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