3人育ててわかった!新生児期にホントに必要なもの
もうすぐ出産。待ち遠しいやら不安やら、みなさんモヤモヤした毎日を送っているのではないでしょうか。
出産に気持ちが向いてしまうのは仕方ありませんが、出産前に新生児期の赤ちゃん用品の準備をしておかないと退院してから大変です。
準備する物ついては、妊婦さん用の雑誌などでも特集が組まれたりすることがありますが、3人育てたワタシからすると雑誌で紹介される物には無駄なものが多い気がします。
というわけで、新生児期の赤ちゃんにホントに必要な物をまとめてみました。
新生児期に必要なものはこれ
洋服
肌着
肌着は短肌着、長肌着、コンビ肌着と3種類あります。
短肌着と長肌着は丈の長さに違いがあり、コンビ肌着は股の部分をスナップで止めることが出来るという違いがあります。
コンビ肌着は生後2ヶ月後くらいで赤ちゃんが足をバタバタさせるようになってから着せるものです。
新生児期という意味では、短肌着か長肌着のどちらかがあればOK。寒い時期の出産であれば長肌着を、それ以外の場合には短肌着を用意しましょう。
また、用意する枚数は5枚あれば何があっても足りるでしょう。
洋服
新生児期の洋服は2WAYオール(ツーウェイオール)かプレオールのどちらかです。
2WAYオールとは、ボタンの止め方によってベビードレス、カバーオールどちらとしても使えるものです。
対してプレオールは赤ちゃんのM字の足の形に合うように作られた服で、完全に新生児向けの洋服です。
プレオールの方が通気性が良いというメリットはありますが、2WAYオールは生後6ヶ月くらいまで使えますし、真夏などは短肌着1枚でも問題ありませんので、2WAYオールを購入しましょう。
2WAYオールは2~3枚あれば十分です。
購入する必要のないもの
ミトン
ベビーミトンとも呼ばれる赤ちゃん用の手袋です。
爪で顔を引っ掻いてしまう子に対して使ってあげるものですが、爪をこまめに切ってあげれば問題ありませんし、ミトン自体ちゃんと赤ちゃんにしてもらうのが難しいです。
おむつグッズ
おむつ
当たり前だよと言われそうですが書きます。おむつです。
新生児用の紙おむつが2パックくらいあれば十分です。
おむつについてはあまり多く買ってしまうと、すぐに大きくなって使えなくなることが多いので買い溜めは避けましょう。
なお、オムツはパンパースやメリーズ、ムーニーなどたくさん種類がありますが、ワタシの経験上だとパンパースを買っとけば間違いはないと思います。
おしり拭き
次はおしり拭きです。おしり拭きも厚手/薄手や、水に流せるタイプなど以外にたくさん種類があります。
水に流せるタイプはトイレトレーニング時期に使うものなので、新生児期は必要ありません。
厚手/薄手については、厚手の方が素早く拭き取れますので厚手をワタシはオススメします。
おむつ替えシート/マット
オムツ替えするときに下に敷くシート/マットです。
ただでさえ育児で忙しいのに、オシッコやウンチで布団や畳が汚れてしまったら・・・。
たいていの商品は持ち運びが出来るようになっており、外出時にも重宝します。
1つあれば十分ですので購入しましょう。
購入する必要のないもの
おしり拭きを温める機械
一番上の子が生まれたときは必要だと思い購入しましたが、結局のところ不要でした。
冷たくて可哀想って思って購入したのですが、下の子は冷たがったりしてませんでしたし・・・。
授乳グッズ
搾乳機
おっぱいの飲みが悪いときなどは、おっぱいが張ってしまい乳腺炎になることがあります。
搾乳機も必ず購入しましょう。
購入する必要のないもの
粉ミルク
粉ミルクは赤ちゃんによって全く飲まなかったり、特定のメーカーの物しか飲まなかったりします。
また、おっぱいだけで足りる場合も多いですので、出産前に購入する必要はないとワタシは思っています。
入浴グッズ
ベビーバス
新生児期は大人用の浴槽で入浴することはできません。ベビーバスは必ず購入しましょう。
沐浴布
沐浴時に使う大きめのガーゼです。顔や体を拭いてあげるのに利用します。
すぐに乾きますので2~3枚程度あれば大丈夫です。
シャンプー/ボディーソープ
新生児期から使えるシャンプー/ボディーソープです。
意外なことに新生児は脂性肌。お湯だけだと汚れや脂が落ちづらく脂漏性湿疹になってしまいます。
購入して赤ちゃんの肌を清潔に保ってあげましょう。
なお、たいていの商品は1つでシャンプー/ボディーソープを兼用しています。
お手入れグッズ
ガーゼ
汗やヨダレを拭くときに利用します。ガーゼは大量に消費しますし、新生児期を過ぎても使います。
ワタシの経験から言うと、中国製のものよりも日本製の方が長持ちしますので、日本製の購入をオススメします。
また、枚数については10枚程度は欲しいところです。
ベビー綿棒
へその緒のお手入れ、鼻の掃除に利用する通常よりも細いタイプの綿棒です。
繊細な部分のお手入れに利用するので個包装タイプのものがよいでしょう。
爪切り
赤ちゃんは爪が伸びるのが早く、1週間に一回くらいは切ってあげる必要があります。
爪はこまめに切ってあげないと、肌を傷つけてしまいますので爪切りも準備が必要です。
なお、爪切りは大人用のものではなく、ハサミと同じ形状の赤ちゃん用のものがありますのでそちらを購入しましょう。
体温計
大人と違って赤ちゃんはしゃべることができません。そのため、体調の変化は体温や便、食欲などで判断する必要があります。
ということで体温計も購入しましょう。
なお、大人用の体温計でも計測は可能ですが、あまり計測に時間がかかるとグズグズしてしまいますので、短時間で計測できるものがあればなお良しです。
購入する必要のないもの
ベビーパウダー
昔はお風呂あがりにベビーパウダーを赤ちゃんにパタパタとしてあげていたようですが、今は汗腺を塞いでしまう、喘息の原因となる。といった噂が広がり使用を避ける人が多いようです。
実際にはそんなことはないようですが、そもそも使わなくても問題ありませんので購入する必要はないと思います。
赤ちゃん用の体重計
これも不要です。赤ちゃん用の体重計はすごい細かい単位での計測ができますが、そこまでの精度は求めませんし。
普通の体重計で赤ちゃんを抱っこした状態で計測して、その後に自分の体重を引けば赤ちゃんの体重は求めることができますよ。
寝具
ベビーベッド
必要/不要の話題によく上がるベビーベッド。ワタシは購入をオススメします。
床や畳に布団を敷いて赤ちゃんを寝かせても大きな問題はありませんが、踏んづけてしまったりという万が一があります。
また、ベビーベッドは高さがあるので、いちいちしゃがむ必要がなく楽チンにお世話することができます。
否定的な意見としてベビーベッドは場所を取ると、言われますが、ベビーベッドの下に荷物を収納出来るタイプのものもあります。ベビーベッド以外に収納することを考えれば場所を取るからという理由はあまり意味がないでしょう。
赤ちゃん用の布団セット
ベビーベッドを購入するのであれば、ベビーベッドに合うサイズの布団として赤ちゃん用の布団セットは必ず購入することになるのではないでしょうか。
もしベビーベッドを購入しなくても赤ちゃん用の布団セットは購入しましょう。
柔らかめの大人の布団だと、赤ちゃんがうつ伏せになった時に呼吸が出来なくなる恐れがあります。
赤ちゃん用の布団セットは4~5才くらいまでお昼寝用としても使えますし、十分に元は取れますよ。
お出かけグッズ
チャイルドシート
産婦人科から自宅へ帰る際や、急な病気の際など、マイカーを持っていれば赤ちゃんを乗せる機会は色々とあるのではないでしょうか。
万が一に備えてマイカーを持っているのであれば必ずチャイルドシートは購入しましょう。
抱っこ紐
家事をしない、外に出るときはベビーカー。という人であれば不要かもしれませんが、そんな人は稀じゃないでしょうか。
新生児期から使える抱っこ紐が今はたくさん売っていますので、抱っこ紐も購入しましょう。
あると無いとじゃ日常生活に大きな差が出ます。
授乳ケープ
抱っこ紐と同様に、全く外出しないのであれば不要かもしれません。
しかし、外出の可能性があるのであれば購入しましょう。
授乳室はどこにでもあるわけではありません。しかし、授乳ケープさえあれば、いつでも授乳できますよ。
購入する必要のないもの
ベビーカー
新生児期に限って言えばベビーカーは不要だと思います。
ただ、赤ちゃんが大きくなるに連れて常に抱っこ紐というのは体に想像以上に負担がかかります。
外出の機会が増えた段階で購入を検討してみてはいかがでしょうか。
おわりに
子どもがカワイイから少しでも良い物を、良い生活を。と考えて色々と購入したくなる気持ちは分かります。
ですが、長い目で見ると子育てには莫大な金額がかかることが容易に想像出来るのではないでしょうか。
お子さんが小さい頃から少しでも節約して、お子さんの進学やご自身の老後に備えるようにしましょう。
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