味が全然違う!家庭で出来る!プロが教える「豚の角煮」の技
同じ材料、同じ調理器具を使っても主婦とプロでは出来上がりに大きな差があります。
その差はちょっと違うというレベルではなく、明らかに違いがわかるほどの差です。
ですが、ご安心ください。
これからお教えするポイントさえ知っていれば
プロが実践する「豚の角煮のレシピ(コツ)」をご紹介します。
なお、今回ご紹介する「豚の角煮のレシピ」を教えてくれたのは「みちば和食 銀座 たて野」のオーナーシェフ・舘野雄二氏です。
プロが教える「豚の角煮」のレシピ(コツ)
豚バラ肉をカット
まずは豚バラ肉を縦半分にカットします。
間違ってもそれよりも小さくカットしないで下さい!
小さく切った方が火が通りやすく、味も染み込みやすいと思われがちだと思いますが、ここは小さく切りたい気持ちをグッと我慢!
大きなカタマリのまま調理することで、煮崩れと旨味が逃げるのを防ぐことが出来るのです。
豚肉を焼く
カットが終わったら豚肉をフライパンで焼いていきます。もちろん下茹では不要です。
ここで大事なのは、豚肉にしっかりと焼き目を入れるということです。
すべての面に焼き目が入るまで焼いてください。
この工程を行うことで、煮込んでいく際の煮崩れ防止になります。
また、焼くことで豚肉から脂が出てくれますので、余分な脂を落としてくれます。
みなさんご存知でしたか、この工程!?
こういう理論に裏打ちされた工程がプロたる所以なんでしょうね。
煮込む
ここはプロのコツ的なものはありません。
豚肉を圧力鍋の中へ入れ、そこに青ネギ・ショウガ・調味料(醤油・みりん・酒・水)を加え、約30分ほど煮込みましょう。
煮汁を冷ます
30分経過したら、圧力鍋から豚肉を取り出します。
豚肉を取り出した後の煮汁が入った鍋は、15分ほど氷水で冷やして下さい。
煮汁を氷水で冷やすことで、余分な脂を白く固めます。
余分な脂が固まったら煮汁をザルとキッチンペーパーでこしましょう。
これで余分な脂が抜けた透明度の高いスッキリした角煮の汁が生まれるのです。
この知恵にはホント脱帽です!他の料理にも活用出来そうですよね!!
仕上げ
最後に煮汁をフライパンの豚肉とあわせ10分ほど煮込めば完成です。
おわりに
実際に家で試してみましたが、家族と今までの豚肉たちに謝りたくなるほど味に違いがありました。
みなさんもぜひ豚の角煮を作るときにはこのレシピを実践してみてください。
※TBS「この差ってなんですか?」の情報を元にしています。
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