デキる人ほど知っている、メールの結びの言葉のフレーズ集

2015年12月27日

ビジネスメールの結び(締め)の言葉にいつも同じ言葉を使っていませんか?

毎回、同じ結びの言葉を使っていると心がこもっていないと思われ、あなたの評価を下げる恐れがあります。

しかし、これはこう考えることもできます。

結びの言葉に注意を払うだけであなたの評価を上げることも出来る。

些細なことですが、わたしの経験上、俗にいうデキる人達はみんな結びの言葉に気をつけていました。

簡単に覚えることができますので結びの言葉のパターンを身につけて、あなたもデキる人の仲間入りをしましょう。

「~お願い致します」に表現の幅を持たせる

ポイント

これから紹介する結びの言葉の語尾にはたいてい「~お願い致します」という言葉がつきます。

この「~お願い致します」は以下のように言い換えることができます。

・お願いします。
・お願い申し上げます。

便宜上、この後に紹介する結びの言葉は「~お願い致します」で統一しますが、このように言い換え可能ですので覚えておいてください。

汎用的に使える結びの言葉

まずはメールの内容を問わず、汎用的に使える結びの言葉です。

みなさんもよく使っているのではないでしょうか。

・以上、よろしくお願い致します。
・どうぞよろしくお願い致します。
・今後とも、よろしくお願い致します。
・引き続き、よろしくお願い致します。

どれも語尾は「よろしくお願い致します」で、違うのはそれより前の表現だけです。

たったこれだけを使い回すだけでも、相手はちょっとは気を使っていると感じるものです。

結びの言葉を重ねない!

注意

この後にケースに応じた結びの言葉を紹介します。

たまに、それらの結びの言葉の後にまた「以上、よろしくお願い致します。」といった汎用的に使える結びの言葉を重ねて書いているメールを見ます。

ぜひ一度ご覧いただきますようお願い致します。
以上となります。

といった感じです。

冗長ですのでやめましょう。

ケースに応じた結びの言葉

結びの言葉

以下は特定のケースで利用する結びの言葉です。これを覚えるとグッと表現の幅が広がります。

返事を要求する

・ご返事お待ちしております。
・ご返事いただければ幸いです。
・ご回答お待ちしております。

返信が不要な場合

・なお、ご返信は不要です 。
・ご確認いただければ、ご返信は無用です 。
・特に問題がなければ、ご返信にはおよびません 。
・何か不都合がありましたら、お知らせくださいませ。

とりあえずお礼を伝える

・まずは、お礼申し上げます。

確認を依頼する

・ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。

検討を依頼する

・ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。
・ご検討のうえ、ご返事いただけますようお願いいたします。
・ご意見、ご感想をいただければ幸いです。

頭にこれをつけてみよう

ポイント

結びの言葉を色々と紹介してきましたが、結びの言葉の頭に以下の言葉をつけるとより表現が豊かになります。

下に行くほど丁寧な言葉となりますので、使う相手によって使い分けてみてください。

・それでは
・お手数ですが
・ご多忙の中、恐縮ではございますが

おわりに

今回ご紹介した以外にも結びの言葉としては様々なものが存在します。

あなたがイイと感じたフレーズがあれば、それを覚えておいて結びの言葉の引き出しを更に増やしていってください。