この読み方は間違い?知らないと恥をかく「慣用読み」

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慣用読み

「重複」を「じゅうふく」という人に「ちょうふく」だよ。「代替」を「だいがえ」という人に「だいたい」だよ。

とドヤ顔で指摘しているあなた。

ちょっと待って下さい。あなたのその指摘、間違っています。

「慣用読み」を知らないと、このように誤った指摘をしてしまうことになります。良かれと思った指摘で逆にあなたの評価を下げないためにも「慣用読み」について理解しましょう。

慣用読みとは?

「慣用読み」とは、本来は間違ってる読み方が一般的に浸透してしまい、そのまま定着してしまった読み方のことをいいます。

「慣用読み」と誤用の判断は難しいところがありますが、国語辞典に記載してあれば間違いなく「慣用読み」として扱って問題ありません。

「正式な読み」と「慣用読み」どっちを使うべきか

「慣用読み」は誤った読み方ではありませんので、「正式な読み」と「慣用読み」のどちらの読み方を使っても間違いではありません。

ただ以下の2点を念頭においておく必要があります。

「慣用読み」を知らない人がいる

あなたと同様に「慣用読み」を間違った読み方として認識している人がたくさんいます。

そんな人に「慣用読み」を使ってしまうと、漢字もろくに読めない奴だとあなたの評価が下がってしまう恐れがあります。

こういった危険性を避けるためにも、なるべくなら「正式な読み」で読んだ方がいいでしょう。

言葉は相手が理解できないと意味がない

例えば得意先のお客さんが「重複」を「じゅうふく」と言っていたとします。この人に対して「ちょうふく」という読み方を使ってしまうと、相手が言葉の意味を理解できない可能性があります。

もし話し相手が「慣用読み」を使っていた場合、相手が使った特定の言葉だけでも構いませんので「慣用読み」を使うようにしましょう。

慣用読みの例

ほんの一部ですが慣用読みの例をあげてみました。

雰囲気:【読み】ふんいき、【慣用】ふいんき

早急:【読み】そうきゅう、【慣用】さっきゅう

相殺:【読み】そうさい、【慣用】そうさつ

貼付:【読み】ちょうふ、【慣用】てんぷ

捏造:【読み】でつぞう、【慣用】ねつぞう

漏洩:【読み】ろうせつ、【慣用】ろうえい

固執:【読み】こしつ、【慣用】こしゅう

正式な読みと慣用読みが逆では?と意外に思った読み方もあったのではないでしょうか。

例えば「早急」は「さっきゅう」が慣用読みです。しかし、国語辞典などでも「さっきゅう」が本見出しとなっています。

このように時代によって慣用読みが正式な読み方以上の扱いをされているものも存在するのです。

おわりに

昔であれば正式な読み方だけ覚えていれば問題ありませんでした。しかし、今ではこのように正式な読みと慣用読みの両方を知っておく必要が出てきています。

なかなか難しい問題ですが、一般教養として漢字の読み方をしっかりと身につけておきましょう。

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